薄毛が増えるのも当たり前!?ストレスだらけの日本社会

さらに、ストレスといえば、このような患者様もおられます。ひとりは10年前に中国から日本へ移住された女性(62歳)。慣れない環境で暮らすストレスが強く、その頃から抜け毛が増え始めて、髪が全体的に薄くなってしまったといいます。

また、別の女性(70歳)は福島県在住で東日本大震災を経験。震災による精神的ショックから、急激に抜け毛が増えてしまったというのです。来院されたときも、震災後も続く日常的なストレスと、抜け毛によるストレスで憔悴しておられました。診察中も、薄毛の悩みと治療への不安のため、涙を流されるほどでした。これでは薄毛にますます悪い影響があっても不思議ではありません。

薄毛に限ったことではありませんが、見た目のコンプレックスを抱えているということは、とても大きなストレスになります。特に「女の命」といわれるほど大切な髪に関する悩みは、女性にとって大問題。中でも薄毛は人目につきやすく、目立つ悩みなので、よけい深刻なものになってしまいます。

以上の女性のケースは一例ですが、女性の社会進出や日本のグローバル化、さらに震災の傷跡など、”今”という時代と薄毛は切り離して考えられないともいえるでしょう。私は日々、こうした女性患者様とともに薄毛の悩みに向き合い、最善の治療を施すために薄毛治療に関する勉強や研究を重ねています。その参考とするためにも、今どきの女性の頭髪事情、薄毛事情について調べてみました。

まず目を引いたのが、株式会社ハーバー研究所が、全国の20歳以上の女性1030名を対象にインターネットで行った「女性の薄毛に関する調査」です。この調査結果を基に作られたグラフを見てみると、さまざまなことがわかります。

 

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